オトンでは泣けません

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先日読み終わった「流星ワゴン」は、とうとう最後まで泣けず。以前も書いたけど、自分は父親との思い出がかなり希薄なまま終わったので、この本のように親父と息子の繋がりについて書いたものに、同意する気持ちが沸いて来ない。今現在も進行形であるローラー小娘へのいわゆる「子育て」も、だから手本・トラウマとか無くて”手探り”。適切なボケ方、すべった時のリカバリー、おちょくられた時の返しなど、それらをセッセと積み重ねていくしか無いな。

それではと「東京タワー」で泣く事にした。今度のは”オカンもの”だし、随筆っぽいのでもう少しリアルかなと楽しみ。しっかしハードカバーを買ったのは一生の不覚。持ち運びに不便、片手で読めない、読み終わったら、捨てるにシノビナイ。