救急車に乗った

大変お待たせしました。
チャンピョン宴会から帰宅して、弁当の残りの「パンの耳」をムシャムシャしながらビール飲んで、風呂入って屁こいて寝た。
夜中1時過ぎに強烈な腹痛で目が覚め、あわててトイレの便器に着席。時々あるんで「あ〜、宴会で食ったモン、なんか当たったなぁ」と普通の下痢を期待して座り続けた。ところが下痢便が全然出てこんのよ。腹痛度は益々上がる。顔や背中に冷や汗も流れ出すし、吐き気もしてきた。「こらぁ、そうとうエゲツ無いもん食ったか?いまごろチャンピョン達も悶絶かぁ?」と思ったけど、だんだん余裕無くなってきた。とうとう便器に座ってられなくなり、急いでケツを拭いてそのまま廊下に倒れこんだぞ。パンツを上げる力も無く、ケツ丸出し男のマグロが暗い廊下にゴロリやな。”いびき”と”優しさ”は世界一のローラー家内を起こして、とうとう救急車を呼んでもろた。救急車のサイレンがなかなか近づいてこない気がして、このときが一番辛かったな。

そのまま近くの救急病院に単独搬送され、真夜中にでっかい点滴を打たれつつ、検尿したり、CTやらレントゲンやら撮影された。点滴が半分位減ったころ、お医者さんがCTの写真を持って説明してくれはった。「あ〜、食中毒の可能性もありますが、ほら、ここ」といって膀胱のあたりを指差す。その先に一点の白い影、、、。
「尿管結石っすね」。

自分の体に蓄積する悪は、「尿酸」だけやと思ってたけど石までとは。現金はいっこも溜まらんのに、いらんもんばっかり貯まるんか。トホホだぜ。こんな石コロを抱えていては、沖縄のアップダウンはこなせん。ビールを断つしか手段は無い。

明け方4時にとりあえず痛みも収まったので、解放された。パンツいっちょ、シャツ一枚の男が、明け方の街角に一人ポツリ。(だって着替え持ってきてないし。)タクシーは皆、危なそうなヤツとおもたんか、目をそらして乗せてくれそうな気配をかき消すし。パンツいっちょ、シャツ一枚男は、渡された痛み止めの座薬が入った袋をぶら下げて、歩いて帰った。途中散歩してるおばはん一人に会って、びびられたけど。