日記

通勤の帰り道、いつも桜ノ宮大川沿いをノンビリ走っていると、ここ数日追い抜いていく人がおる。GIOSのロードレーサーにファッサの上下ジャージ。リキセンカウル(?)のリアバッグといういでたち。自分は晩飯の献立を考えながらの20km/h走行なんで、全然追いつけないのだけど。週末に思い切って「ナンパ」してみた。実はいろいろなブログを徘徊してるときにたまたま見つけた人であることが判明。今、関西のレースシーンを”人数的にも実力的にも”席巻している「シルベスト」のメンバーということでした。また会いましょう!

5月26日自転車:30km

ここには練習の詳細を書いたことが無いので、いっちょ行ってみる。
昨日のコースはR423・通称”摂丹街道”でスタート。平均勾配5,6%だけど延々続く登り基調。これはホンマに辛い。この登りは相当力がつく反面、嫌っているローディーは自分を含めて500人近くおると思う。西別院から脇道に入って堀越峠へ。こちらから登ると丘程度に感じるけど、反対側は平均10%が続く地獄。ナカガワ7ステージレースでは、この地獄をマスドで争うのだから生きた心地がしない。R477にはいって、ひいらぎ峠へ。この峠の周りは、季節になると日本酒「山田錦」の稲穂が揺れる。下ってR372。ここは京都府亀岡と兵庫県篠山を結ぶ道路で、見通しがよく時期を見計らうと豪快な追い風が吹く道。路面も良好で、始めて連れて行く仲間には、非情に好印象を与える場所です。昨日も45km/h前後で快適に巡航できたしな。天引峠はバイパスを使わずに旧道を行く。約1年程前から使われなくなった道なんで、枯れ枝や落ち葉が累積し、静かなことこの上ない道。あまりに味わい深いんで、峠でコーヒー沸かしたくなるぜ。練習で過ぎ去るには勿体ない風情やぞ。
R372とR173の合流点にローソンがありここで休憩。付近に大きなコンビニが無いので、ドライブ、ツーリング(オートバイの)、サイクリストのオアシスになってる。この日もうようよその手の乗り物が集まってた。
ここでカップラーメンを買い、お湯をもらって食ってみた。以前の自分は「練習中にラーメンなんか食ってられるか!ローディーはゼリーときまっとるがな!」と信じて疑わんかったよ。でも、十分なエネルギー(と適度な塩分)、それに夏でも「お腹を冷やさない食べ物」の重要さは、この後の練習を充実したものにする。
レースの携行食みたいなモン食ってたら、練習にならん。痩せるために走ってるわけチャウしな。ここからR372に入り、日置の交差点からR12へ行く。西峠を目指すため。篠山側からいくと、直登の気配を示すので辛さ倍増。一定で登りたいけど、チームの若人数人が先行するのでひたすら我慢する。もうアカンと思ったらほんまに足が止まるんで、「あかんこと無い!あかんこと無い!」とステムに向かってひたすら呟くぞ。ここから兵庫県川西の街まで延々下り基調で飛ばす。ここまで登りまくった(感じ)ので、足の筋肉がチクチクし始めてるけど、沖縄の辛さが思い出される。この区間しっかり回せなければ、ふくがわダムを越えたあとの平地&アップダウンは絶対走れんと言い聞かせる。道の駅「いながわ」前のローソンでまたまた補給。今度はホットドックと豆乳。自宅まで30km強あるし、なんといってもここから交通量激戦区に戻るんで、練習というより腹を空かせて集中力が途切れたりしたら、命にかかわる。サンデードライバーの恐ろしさを知る者は、練習後半にもしっかり食うべしやと思う。

強化すべきとこ:背筋よわすぎ

自宅に戻ると、第二ステージ開始や、、、。
ローラー小娘を塾に迎えにいく、家族の買い物につきあう。体はフラフラだが、これらをエエ加減にこなしてはアカン。しんどくても努めて明るく陽気に行くぜ。この日の家族の洗濯をまわして干す。晩飯作成をサポートする。本当はちょっと気絶したかったが、好きなことを好きなようにやらしてもろてるんで、アルコールの力も借りて家事は楽しくな。

5月29日自転車135km