カメルーンってどこや?

昨晩カメルーン男に電話してみた。むこうの言葉で喋ってくるかとおもたら、普通の日本語で安心したわ。帰国前に滞在先のイタリアでこのブログを見てくれたらしい。今後はうかつな事書かれへんがな。危ない危ない。カメルーン男の言葉で印象に残ったのは「パンと水とパスタがあれば、どこでもレースできる(走れる)」というセリフ。ビタミン、ミネラル、アミノ、クエン他怪しげな食物に翻弄されるのが大好きな自分なんかとは、別世界やね。供給されたフレームも、ジャストサイズから4〜50mmほどでかいらしい。それでも走らんことには仕事にならんので、ペダルを回し続けたんやろな。立ち止まったら、たちまちハイエナとかライオンの餌になる可能性もあるみたいやし。全然信用ならんオーガナイザーの元、猛獣の間をすりぬけ、通勤ラッシュの中での個人TTをこなし、40度の炎天下での逃げやアタック。想像をはるかにこえた「凄さ」やな。
週末の3days熊野に出るというてた。生きるか死ぬかの瀬戸際で走った人間には、おそらく天国のような仕事になるんやろな、熊野にはライオン生息してないし。