リミッターの外し方

オートバイではよくやった改造です。エンジンや車体には当然規定以上のストレスが掛かるので良くない行為だが、スピードは上がる施策。個人ロードTTを得意とする某プロによると、外した瞬間視界が狭くなって、足の躍動感とは裏腹に全身の毛穴が開き、瞼は重くなっていく感じということだった。まったく怖い世界やろなぁ。
昨夜の舞洲グルグルは「AT(感覚的に)を越えた閾値で15分間辛抱する」日。一周2km×5周のタイムを計る、ごっつ嫌な日。一人で3周こなしたら、突然黒い影が追い抜いていった。クリテリウム・平地得意のM(31歳)だ。ちょうど垂れそうになっていたのですかさず着かしてもろた。離されそうになったときに我慢する、自分のイメージはこうや−>”前走者のレーパンから紐が伸びている。これを何とか歯でくわえようとする”。
だから、もがきながら前歯がカチカチ鳴ってる時があるな。自分のリミッターを外したい行為の現われがコレ。実際にレースで外した(外せた)ことは一度も無いけど。

近日中にリミッターの外し方をその筋のモンにヒヤリングしてみよとおもてます。ただし、ホビーレーサーの背筋を凍らせるような内容だったら、発表は差し控えるつもり。